結婚指輪と婚約指輪の重ね付け!抑えておきたいルール
重ね付けにはルールがある
婚約中には常に左手薬指に光っていた婚約指輪。しかし結婚後は、お役御免とタンスの奥底へ。人生を変えるきっかけとなった素敵な指輪を「タンスの肥やし」にするのは、あんまりな話です。そこで重ね付けです。
結婚指輪と婚約指輪を重ね付けすることにより、お互いの良さを引き立たせます。SNSでも結婚指輪と婚約指輪を重ねづけした写真が回っており「いいね」も、沢山ついています。でも重ね付けは何も良いことばかりとは限りません。重ね付けにおいて、気をつけておきたいポイントについてまとめます。
順番のルールはあるのか?
まずは順番です。重ね付けにルールはないので、どういう順番で使うかは本人次第。ただ一般的に広がっている順番としては、先に結婚指輪をはめた後に、上から婚約指輪を重ねていきます。
結婚指輪には「永遠の愛」の意味があります。婚約指輪の持つ意味は「愛の契約」です。「永遠の愛」の上に「愛の契約」を持ち込むことで、絶対に敗れることがない永遠の誓いが成立します。ただ繰り返しになりますが「絶対に結婚指輪を先につけなければならない」という、決まりはありません。
指輪の傷に要注意
ただし重ね付けをするにあたり注意したいのは、指輪の傷です。結婚指輪も婚約指輪も、想像以上に繊細に出来ています。素材によっては、重ね付けをするだけで傷がつく恐れがあるので要注意です。
結婚指輪も婚約指輪も傷をつけたくないのなら、素材に要注意です。どちらか一方の指輪が硬い素材で出来ていた場合、柔らかい素材で出来た指輪に傷がついてしまいます。無難に攻めるのなら、結婚指輪も婚約指輪も同素材のものをチョイスして下さい。
重ね付けをして良い場面について
また場面によっては、重ね付けがふさわしくない場合もあります。典型的な「ふさわしくない場」で挙げられるのが、職場でしょう。最近は「結婚指輪可」の職場も増えてきましたが、あくまでも「シンプルなデザインの指輪であること」が大前提になります。
婚約指輪を重ね付けした状態で職場へ来ると、かなり目立つでしょう。仕事にも支障が出かねないため、歓迎はされません。TPOを考えて重ね付けをするようにして下さい。